カテゴリ:ケーススタディ?( 1 )
アメリカ空港事件簿 CNN編
こちらに来て、飛行機に乗る機会が多くなった。
かなりの確率で、空港でいろいろな目に遭わされている。
シリーズ化できそうなくらいネタがあるので、少しずつ書いてみようと思った。

これを思いついたのは、晩飯を食いながらCNN Headlineを見ていたら、
「空港の職員がモノを盗んでいる」というニュースがあったから。

要約すると、コロラド州デンバーの空港で、財布をX線スキャンした際、
100ドル札が4枚抜き取られているのに客が気付き、職員が逮捕された。

調べてみたら同空港の他の職員の余罪も見つかり、問題になっているという。
でもこれは珍しいことではなく、デトロイトや他の空港でも似たような
職員による窃盗事件が相次いでいるというコメント。

チェックインラゲッジに入れたカメラやノートPCなどもよく盗まれている。

チェックインラゲッジに関しては、カメラやPCのダメージなどに関しての、
免責条項がチケットに記載してあり、被害者は泣き寝入りするしかない。
盗んだカメラ、PCは空港職員同士で売り買いしていたという。

かなり悪質な犯罪集団と言え、これはいかんなーと思ってみていた。

CNNの問題はここから。
CNN:「カメラやノートPCをチェックインする人が居るのが信じられない」
更に「そうですよね。免責条項にあるものは、チェックインしちゃダメですね」

「でもX線スキャンで取られちゃった今回のケースは防ぎようがないのでは?」
「例えば財布は、ハンドバッグなどチャックのあるものに入れる。他にも
ケータイや時計など盗られやすいモノは、何かの中に入れたいですね」
「他にも空港のトラブルを防ぐためのちょっとしたコツは、CNN.comで!」

ええっ???!!

これじゃあ、盗まれた方が不注意だったと言わんばかりである。
窃盗を予防するのは不可能だというのが前提にある。

確かにそうかもしれないけど、信用できない空港職員ってどうよ?
これは空港のマネージメントの問題で、綱紀粛正が厳しく求められるところ
だと思うんだけど…

更に航空会社の免責事項にも問題があると思うけど…

「同意しないと飛行機に乗れません」とある免責事項。
「預かった荷物のうち、カメラ、パソコンの責任は取りません」
って書いてあったって、確かに衝撃によるダメージの責任は取れないかも
しれないけど、窃盗事件は別問題でしょう?!

「開けて中を調べるからカギはかけるな」
「中にカメラが入ってたら、盗まれてもしらないよん」
ということが、4ptくらいの小さい字でゴミゴミ書いてある…

悪い読み方をすると、盗まれた方は泣き寝入りするしかないので、
開けたトランクにノートPCが入ってたら、空港職員は「ラッキー!」である。

どうしてこれを問題視しないで、「荷物に貴重品は入れないようにしましょう!」
とCNNは航空会社、空港サイドの立場でモノを言うんだろうか…

なんだかなあ。
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by mkt700 | 2004-05-01 10:34 | ケーススタディ?